NHKマイルカップ

先週の天皇賞は、まさかのオルフェーヴルの敗退。個人的には、ビートブラックとナムラクレセントの菊花賞3着組の前残りは予想していたのですが、まさかウインバリアシオンがオルフェーヴルの前に来るとは、全くの予想外でした。今週のNHKマイルCも何やら波乱含みな感じがします。

皐月賞、桜花賞上位組の出走こそありませんが、マイル重賞勝ち6頭と、それなりに世代トップクラスのマイラーが集まったと思います。波乱含みと述べたのは、人気馬達に少し不安を覚えるからです。まず12番人気の2頭のカレンブラックヒルとマウントシャスタ。この2頭に関しては、キャリア3戦でのNHK複勝圏なしという事。ハナズゴールは最後まで出走を考えてた事。ジャスタウェイはNZTを回避し、2月のアーリントンからと、間隔が開いた事。2歳王者アルフレードはスプリングの負けすぎ。横一線のメンバー構成から、高配当を狙いたくなりますが、取り合えず展開から。基本的には、東京は上がり最速の馬の複勝圏が70

。まして今回は生粋の逃げ馬不在。押し出されるようにカレンブラックヒルが行くのでは?そのカレンブラックヒルが逃げた初戦と2戦目で35秒台と34

秒台。例年のような345を切るような速さにはなりにくく、例年以上の瞬発力勝負になると思われます。最後まで本命は上がり最速の常連のレオアクティブにしようと思っていたのですが、追いきり後の歩様が少し良くないとの話。本命は変更し、1番人気カレンブラックヒルにしました。中山と東京では求められる物が違いますが、Hペースを好位から押し切り、最後は余裕すらありました。トリッキーな中山、それも4番枠という絶好枠発進。アルフレードの朝日杯も3番枠という絶好枠での優勝。東京ではどうかって感じですが、あの余裕なら早目に動いて押し切れると思います。不安は3戦キャリアより、GIで勝ちきれない秋山の乗り方だけです。相手はブライトライン。安藤勝が東京マイルと相性が良いのもありますが、NZTの上がりを買いました。後は前途のレオアクティブ、去年と同じような2王者にウィリアムズのアルフレード、皐月賞良馬場なら、もう少し際どかったモンストールで勝負です。